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Melodische Übungen und Etüden と Advanced Instructor for Xylophone [Books]

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先日届いた『Green Brothers Advanced Instructor for Xylophone』を練習していたら「あれ、なんか、これ、やったことがある!?』と気がつきました。
それが、この写真のエチュード本です。
一年くらい前にSheetMusic Plusで購入した物です。

ドイツの打楽器奏者Gyula Racz氏著、ドイツの出版社Heinrichshofenから出版された物ですが、『Advanced Instructor for Xylophone』に入っているエクササイズから、抜粋されたエクササイズが編集されている、という内容。

注意書きとか、殆どなくて(最初のページに、少しだけ、GHGの事と、エクササイズは最低6回繰り返して練習する、という指示がなされていた、ということは書いてあります)、エクササイズだけが29ページに渡って載っています。

最初にこれを手に取ったときには、既に他のGHグリーンの教則本を練習してあったので、「このエチュードはどこから来ているんだろう?やっぱり、数回以上繰り返して練習するんだろうなあ」と思っていました。

『Advanced Instructor for Xylophone』には前書きに、グリーン兄弟の木琴との出会いが書かれていて、その後に、チャプター1・バチの持ち方、楽器の前での立ち方、チャプター2・ロール練習、チャプター3・スケール、と順を追ってかなり丁寧に、悪く言えばしつこく、演奏方法が説明されています。
そしてその後、
チャプター4に全部で258個のエクササイズ、
チャプター5・装飾音符20個、
チャプター6・アドバンスエクササイズが123個、
チャプター7・ダブルストップ(=2本両手同時に弾くこと、重音奏法)60個、
チャプター8・オクターブエクササイズ30個、
チャプター9・4本バチエクササイズ20個、
チャプター10・ジャズ&ラグタイムエクササイズ全部で50個、
チャプター11・ブルースエクササイズ34個、
チャプター12は即興のヒント、
なので、エクササイズの合計はチャプター4〜11で、
えっと・・・
595個[exclamation×2]

幾つかのチャプターで取り上げられている項目(例えば装飾音符)は前記の本には無いので、エクササイズ個数の比較をすると:
Melodische Übungen und Etüden:Advanced Instructor for Xylophone
243:474(ダブルストップとオクターブは、全部入ってます)

個人的なアイデアですが、使い方としては、
Melodische Übungen und Etüdenは、初見試奏サイトリーディング、にいいかも。
Advanced Instructor for Xylophoneは、アルペジオやジャズ&ラグタイムへのアプローチに、良いように思います。

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