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木琴の時間だよ12「名前がわからない奏者たち・その2」 [レラ通信]

また久しぶりの更新です。2023年11〜12月は更新できなかった木琴ブログ&ポッドキャストでしたが、今年はいよいよ、アメリカの木琴レコードのことを追いかけたいと思い、所蔵レコードの整理をしていたら新たに名前がわからない木琴奏者のレコードが出てきたのでそちらをまとめました。

今回のエピソードはこちらからお聴きください→
レラ通信・木琴の時間だよ12「名前がわからない奏者たち・その2」

1、2曲目だけ、「Frank Foster」という名前が書かれていました。
レーベルはParlophone、イギリスのレーベルです。
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曲のタイトルは「The Juggler」「On The Hudson」です。

Parlophoneは78rpm clubのサイトによると、最初はドイツのレーベルだったようです。

3曲目は、同じくイギリスの「Phoenix」レーベルで曲名は「Normandie Polka」です。Xylophone solo with Cornet and Bandとしか書かれていないので木琴奏者の名前は分かりません。
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4曲目は、犬が蓄音器に耳を傾けているイラストで有名な「HMV=His Master's Voice」レーベルのレコードです。
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タイトルは「The Nightingale's Morning Greeting」で、比較的新しいレコードのせいか、音がとても良くて演奏も素晴らしく、小鳥が鳴いているような感じが伝わります。素敵な1曲でした。バンド名だけ記載されていてやはり、木琴奏者の名前は分かりません。


5、6曲目は「RENEYPHONE」という最初フランスのレーベルかと思っていましたが、なんとベルギーのレーベル。
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1935年創業とのことなので比較的新しいレーベルです。マスターレコードはドイツのポリドール社の録音を使ったものが多いそうです。
曲のタイトルは「Au bord de la riviere 川に沿って」「Vien cherie! allons boire un petit verre foxtrot さあ、ダーリン!少し飲みましょう」でした。

後半はドイツのレーベルを3枚。

7、8曲目は「homocord」というレーベル。
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曲のタイトルは「Irrlichter polka イーリヒター ポルカ」「Herzklopfen polka ハーツクロッフン ポルカ」です。

9、10曲目は、ドイツで一番古いレコードレーベル「Kalliope」
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曲のタイトルは「Grillenbanner_marsch グレンバナー行進曲」「NewYork_marsch ニューヨーク行進曲」。ドイツ語を訳そうとしたのですが、日本語が不思議な訳になるので、読み方をカタカナにしています。

最後の2曲は、「BEKA」というレーベルのレコード。
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曲名は「Boulanger marsch ブーランジェ行進曲」「Kunstreiter gallopp クンスタイターギャロップ」で、どちらも以前のポッドキャストで収録したことがある曲ですが、アレンジや木琴の音や弾き方が違って聞こえます。誰が弾いていたのか、とても気になりドイツの奏者の層が厚いことや音楽性の豊かさを聞くことができました。
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