Masters of the Xylophone [CD]
アマゾンで検索したら、画像は出てこなかったので、
代わりに表紙のイラストを。↓
GHグリーン氏の書いたイラストです。
1946年に突然、演奏をやめてしまったグリーンは、
その後、新聞に風刺画を描くイラストレーターになりました。
(この話もまた後日・・・)
さて、紹介するCDですが、
んも〜〜〜う、感動物です。
聴けば、木琴に対する見方が、ぐるっと(360度、だと、元に戻ってしまうか)180度、変化する、そういう代物です。
(個人的な思いを・・・)
一昨年のラグタイムシロフォン講座の時、2日目から楽器のことや歴史についてのレクチャーがありました。
まず、楽器の歴史と、マリンバとシロフォンは何が違うのか、という話題。
その後、エジソンが発明した蓄音機と木琴の録音に関する話を聞いたのですが、『ビンテージ』録音演奏と時代を追って、各時代のレコーディングアーティストの音を聞きました。
最初はチャールズ・ロウが演奏している1905年に録音された『アメリカンパトロール』。
涙が出ました(;O;)
初めてこれを聴いた日本人は誰だったのかなあ、という気持ちと、その人が初めて聴いたとき、どんなに感動しただろうか、という想像が頭の中を駆け巡り、今では当たり前のようにマリンバで演奏されていて、私もコンサートではほぼ必ず弾く、この曲に対しての見方が変わりました。
で、この後も『ワシントンポストマーチ』や『ディルピクルス』『モッキンバードファンタジー』などを聴いていったのですが、レクチャーの3日目と4日目、2日間にわたってGHグリーンの演奏を聴きました。
冒頭にも書きましたが、グリーンの演奏を聴いて、なんていうか、『木琴ってこうだったのか!!!』という衝撃をうけたというか、私にとって『人生を変えた一枚』です。
木琴、っていうのは、人を幸せな気持ちにさせる楽器、ってことも再確認した瞬間でした。
そのくらい、グリーンの演奏は、(言葉が見つからない)
素晴らしいです
収録されているのは、GHグリーンと当時の名ピアニストフランク・バンタとの演奏の他、兄のジョー・グリーンとの演奏、ピアノ・サックス・シロフォンの『All Star Trio』の演奏も入っています。
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