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G.H.グリーンについて、のサイト [xylophonist]

(しばらくぶりの更新ですf(^ー^;)

facebookに、G.H.グリーンのファンページを見つけました[ひらめき]
G.H.Green @facebook

もう一つ、ライアン・ルイス博士(Ryan Lewis Ph.D)、の論文が閲覧できるサイトも[ひらめき]
George Hamilton Green

どちらも英語ですが、多分、現在分かるソースの中で一番正確です。

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All Star Trio - オールスタートリオ [YouTube]



All Star Trioーオールスタートリオは、1920年代前後に活躍した、ダンス音楽のバンドです。
メンバーはWheeler Wadsworth(サキソフォン)、Victor Arden(ピアノ)、George Hamilton Green(シロフォン)の3人。
ラグタイムは『Early Jazz』と言われますが、このグループによって録音された『St. Louis Blues(セントルイス・ブルース)』 『Beale Street Blues(ビールストリート・ブルース)』 『The 12th Street Rag(12番街のラグ)』などは、ジャズ音楽で最初に録音されたレコード、とされています。

Victorレコードのリストはこちら→Victor Discography: All Star Trio (Musical group) 

YouYubeで聴ける、数々の演奏。
(画像は殆どがレコードが回転板に乗っている物ですが、音は聴けるので・・・)

All Star Trio & Their Orchestra - Teasin' (1922)
(↑上の埋め込み画像です)

All Star Trio - Oh! By Jingo (1920)

All Star Trio ( I'll Say She Does ) ( 1919 )

Wheeler Wadsworth, All Star Trio(曲目は???)

St Louis Blues Diamond Disc By The All Star Trio

All Star Trio and Their Orchestra - Ilo

the 12th Street Rag - 1920

Dotty Dimples One Step - 1920

'Round the Town (No. 4)

Fandango - 1920


(改めてYouTubeってすごい!と思いました)

ダンス音楽だけど、ドラムは無し。けど、全然物足りなくない、って思う、そんなサウンドとテクニックでした。
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2010年の木琴講座 [WS & Seminar]

毎年夏に開かれていて、自分も2008、2009年と参加した
ボブ・ベッカー氏の木琴講座が、
今年も、米国デラウェア大学で開催されます。
詳しくは→Bob Becker Ragtime Xylophone Institute

今年は8月2日〜7日。最終日の7日は、一週間の成果披露コンサート。
行きたいなあ・・・と思いつつ、自分の予定表とにらめっこ。

関心がある方は、是非是非!!!
全篇英語の講座ですが、こんなに充実した『木琴』の講座は、
他にはないんじゃないかな、って思います。

同じ時期に、Jazz Vib Workshopも開催されるみたいです。
詳しくはデラウェア大学のHPで→Summer Workshops
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Upright And Grand [CD]


Upright Grand: Novelty Piano Solos 1923-1930

Upright Grand: Novelty Piano Solos 1923-1930

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rivermont
  • 発売日: 2008/02/19
  • メディア: CD



木琴のCDではなく、ピアノ演奏のCD。
演奏しているのは、G.H.グリーンと同時代に生きて、その時代で最も人気があったといわれる、
フランク・バンタ

一曲一曲が、心が弾むほど、生き生きとした演奏で、これを聴いているだけで、ラグタイム、ってこうだったんだろうな、とタイムスリップ出来るような感じでした。
終わりの方に、スネアドラムとシロフォンが、他オケと一緒に演奏している物も収録されていますが、これが、また、小太鼓のテクニック的に優れていて、感動します。

G.H.グリーンは、このフランク・バンタと一緒に演奏している時、とてもHAPPYだっただろうな、と思いました。
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コロンビアのなぞ? [instrument]

(実に、一ヶ月以上も空いてしまった更新です(..;))

今年の3月、西宮にある聖和大学附属幼稚園で演奏させて頂いた時のこと、楽器を大学にある木琴をお借りして演奏しました。
200903121140000.jpg

それが写真の楽器ですが、すごい年代物ということはよく分かりましたが、ロゴの『COLOMBIA』は、コロンビアレコードなのか、不明でした。

200903121141000.jpg

先日、家でレコーディングがあったとき、クニさんやエンジニアさんと会話をしていたとき、その木琴の名前『コロンビア』が出ました。

聴くと、クニさんがデビューして間も無い頃、初めて手にした、今で言う『エレピ』に『COLOMBIA』と書いてあった、とのこと!

もう一つ、今40日才代半ばのエンジニアさんが子供の頃、伯父さんから「貸してあげる」と言われ手にした古~いエレキギター=金属性の箱のような物に弦が張ってあったそうです、にやはりこの文字が!
( ̄□ ̄;)!!

ネットで『コロンビア』と検索しても、レコード会社しか出てきませんが、関係はあるのでしょうか?
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Melodische Übungen und Etüden と Advanced Instructor for Xylophone [Books]

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先日届いた『Green Brothers Advanced Instructor for Xylophone』を練習していたら「あれ、なんか、これ、やったことがある!?』と気がつきました。
それが、この写真のエチュード本です。
一年くらい前にSheetMusic Plusで購入した物です。

ドイツの打楽器奏者Gyula Racz氏著、ドイツの出版社Heinrichshofenから出版された物ですが、『Advanced Instructor for Xylophone』に入っているエクササイズから、抜粋されたエクササイズが編集されている、という内容。

注意書きとか、殆どなくて(最初のページに、少しだけ、GHGの事と、エクササイズは最低6回繰り返して練習する、という指示がなされていた、ということは書いてあります)、エクササイズだけが29ページに渡って載っています。

最初にこれを手に取ったときには、既に他のGHグリーンの教則本を練習してあったので、「このエチュードはどこから来ているんだろう?やっぱり、数回以上繰り返して練習するんだろうなあ」と思っていました。

『Advanced Instructor for Xylophone』には前書きに、グリーン兄弟の木琴との出会いが書かれていて、その後に、チャプター1・バチの持ち方、楽器の前での立ち方、チャプター2・ロール練習、チャプター3・スケール、と順を追ってかなり丁寧に、悪く言えばしつこく、演奏方法が説明されています。
そしてその後、
チャプター4に全部で258個のエクササイズ、
チャプター5・装飾音符20個、
チャプター6・アドバンスエクササイズが123個、
チャプター7・ダブルストップ(=2本両手同時に弾くこと、重音奏法)60個、
チャプター8・オクターブエクササイズ30個、
チャプター9・4本バチエクササイズ20個、
チャプター10・ジャズ&ラグタイムエクササイズ全部で50個、
チャプター11・ブルースエクササイズ34個、
チャプター12は即興のヒント、
なので、エクササイズの合計はチャプター4〜11で、
えっと・・・
595個[exclamation×2]

幾つかのチャプターで取り上げられている項目(例えば装飾音符)は前記の本には無いので、エクササイズ個数の比較をすると:
Melodische Übungen und Etüden:Advanced Instructor for Xylophone
243:474(ダブルストップとオクターブは、全部入ってます)

個人的なアイデアですが、使い方としては、
Melodische Übungen und Etüdenは、初見試奏サイトリーディング、にいいかも。
Advanced Instructor for Xylophoneは、アルペジオやジャズ&ラグタイムへのアプローチに、良いように思います。

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今年の木琴講座が・・・! [WS & Seminar]

この夏参加したラグタイムシロフォン講座について、ベッカー先生がブログ更新されていました[揺れるハート]
こちら→NEXUS Bob's blog

コンサート後にみんなで撮った写真が載っていて、おブスな顔の私ですが・・・(^◇^;)

先生も書いていますが、今回は人数が少なかったので残念、というより、参加した方にとって『ボーナス[ひらめき]』で、充実してました。
ライアン・ルイス氏のGHグリーンに関するレクチャーはまるで、『GHグリーン物語』の映画を見ているような内容と話で、ハービー・プライス先生の隣で一緒にワクワクしながら聴いていました。

来年のことも、まもなく告知される、ということなので、木琴に関心のある方、ぜひ、ご検討下さい。
英語だけで進みますが、ベッカー先生は何度も来日しているので、会話が通じない生徒に対しても本当に親切に教えて下さいます。

写真は行われるデラウェア大学の中庭↓
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蘇る平岡養一 [xylophonist]

木琴の事を調べていると、日本語サイトでは、必ず、平岡養一さんのことが出てきます。
先日、Googleした時に、ヒットしたPDFファイル、
『よみがえる平岡養一』を読みました。

平岡さんの木琴を譲り受けた通崎睦美さんのCDや2007年の公演のことも一緒に載っていました。

平岡さんが書いた自分の楽器のことについての文章も、すごく興味深かったです。特に、マリンバについて、「ザイロフォンの明るく軽快に華麗な音質に比較してどちらかと言うと暗く、オーバーなバイブレーションを伴った低音と・・・(略)」の部分は、マリンバ奏者ではなく、木琴奏者の視点からみた『別の楽器』という印象です。

一つだけ、私が引っかかった文章が『平岡養一物語』という向坂正久氏(音楽評論家)が書いた文章の中に、平岡さんが1930年に渡米し、ニューヨークで食うや食わずの生活に追われていた頃、受けたオーディションにまつわるくだり。「(木琴について)こんな特殊な楽器はどこでも相手にしてくれないのだ。」の部分。

1920〜1930年は米国では、特にニューヨークあたりでは、物凄くポピュラーな楽器で、GHグリーンは1925〜1927年に、現在では珍しくもない『通信教育』用の教材を全米プラス他外国へも販売していたほどでした。それほど「木琴を弾くことが出来れば仕事に困らない」という人気。それは、1925年にアコースティック録音が終わる頃を絶頂に続いた歴史。

だから、「どこにもあいてにしてくれない」どころか、木琴奏者は物凄い数が居たのです。
だからこそ、NBCのオーディションに集まった80人ほどの競争の中で合格した平岡さんの偉業が輝かしいのだと、そう思います。


木琴の子守唄

木琴の子守唄

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: フォンテック
  • 発売日: 1993/09/25
  • メディア: CD




1935

1935

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ALM RECORDS
  • 発売日: 2007/08/07
  • メディア: CD



このCDで音が分かります。

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シロフォンの本・2冊 [Books]

たった今、スティーブ・ワイスミュージックから届きました。
\(^O^)/

1つは、グリーンの教則本、『Green Brothers Advanced Instructor for Xylophone』
これは、1922年5月に発刊された木琴のインストラクション本です。
丁寧に、マレットの持ち方や姿勢が写真入りで説明されていて、全91ページの後半ではジャズやダンスミュージックなどでの即興演奏のアプローチの方法も書かれている、『木琴演奏者』にとって、「すぐにつかえる」教則本だったようです。

もう1つは、ネクサスのビル・カーン氏著の『The Xylophone in Acoustic Recording』です。
1877年から1929年に録音された木琴演奏が収録されたCD付き。
エジソンの発明がどんなふうに影響して木琴が普及したのか、が資料と共に書かれています。

早く読みたくて、うずうずします!(^^)!

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『シロリンバ(ザイロリンバ)』とは? [instrument]

先日の平岡養一さんのCD紹介の文で『シロリンバ』という楽器名を書きました。
ウィキペディアだとこんなふうに紹介されていますが、
これだとちっともイメージがわかないような気がします。
英語だとこんな感じ→Xylorimba

もうちょっと分かりやすい文章で、と思い、ただいま翻訳中。

おおざっぱに言うと、
マリンバのようなチューニング方法で調律された
割合大きめの木琴のこと。
シロフォンの調律は、ADAMSなど、
一部の楽器メーカーは、倍音の調律をオクターブに設定している物もありますが
日本のメーカーはじめ、殆ど「クイントチューニング」といって
倍音をオクターブと5度上に設定して調律されています。

シロリンバは、調律がマリンバのようにオクターブチューニング、と
思われそうですが、実際は特にそういう決まりというか、
そう調律された物をシロリンバという、と記述されている物は無いらしいです。

調査続行中[くつ]
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